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人工知能時代の到来と、希望の党政策「ベーシックインカム」について

人工知能時代の到来と、希望の党政策「ベーシックインカム」について

人工知能

衆議院選の中では対立しているかのように見える与党と希望の党ですが、この両者の関係については深く読む必要があります。特に今は希望の党に対するマスコミの論評を信用してはなりません。

消費税の増税は民主党政権時代に決定されたものですが、10%増税を安倍政権が先送りしたことで野党から批判を浴びたという経緯があります。また、増税に対するメディアの容認、そして連立与党である公明党からの強い要望があり、今回の選挙で自民党の公約の中に10%増税が盛り込まれました。
しかし、8%増税を実施した際に景気の失速を経験している安倍首相は本音のところでは10%増税をやる気がなく、だから、リーマンショックのような状況が起これば凍結も考えると言って逃げ道を残しているのだと分析する政治評論家もいます。
その一方で、これから野党第一党になることが予想される希望の党は、明確に消費税増税の凍結を政策の中に盛り込みました。

さらに、今話題になっていることは、希望の党がベーシックインカムを打ち出していることです。
ベーシックインカムとは、すべての国民に対して生活するために必要な最低限度の所得を保証する制度のことです。
人工知能時代の到来とベーシックインカムとの関係については、このブログでも以前に取り上げました。
これまで人間が行っていた労働の多くを人工知能(ロボット)が代行する時代に突入すると、失業する人々が大量に出るだろうと言われています。ロボットが大量に商品を生産しても、失業者が多くてそれが売れないのでは経済が停滞してしまいます。
その対策のためにベーシックインカムが必要であるという議論は、これまで自民党の中でも行なわれてきています。
(※上の写真は、実際に長崎にあるホテルのフロントです。)

ベーシックインカムの主な財源は、300兆円と言われる内部留保を持つ大企業や富裕層から徴収する税金です。消費税を8%から10%に引き上げたとしても国の税収は2兆円ほどしか増えません。しかし、自民党は大企業とのしがらみがあるために、今までこのような議論を公にすることが出来ませんでした。
そこで、しがらみの無い希望の党が、自民党がこれまで水面下で議論してきたベーシックインカムを表に出して自党の政策として掲げたという流れです。
選挙戦の中で、小池百合子氏は自民党の政治がしがらみ政治だと言って批判していますが、彼女も元自民党議員ですから、本音のところでは内部事情をよく理解しています。
希望の党の政策を読むと、これまで自民党がやりたくてもやれなかったことを実現させていくような内容になっていることを感じます。

人工知能社会

希望の党は公明党以上に考え方が自民党に近い政党ですから、このような裏事情までを考えると、今回の衆議院選挙後に自民党と何らかの連携を組むことは間違いないものと思われます。

その考えられるシナリオとしては、来年に起こるだろうと予想されている朝鮮戦争が消費税増税を中止する理由になり、その対案として希望の党がベーシックインカムの議論を国会で始めることを提案する。
憲法改正でも自民党と希望の党が連携を組むことになり、場合によっては自・公・希望の連立政権となる。
そして、小池百合子氏は都知事として東京オリンピックを成功させた後に総理大臣になるという流れです。

さて、このブログですでに申し上げていますが、ベーシックインカムを実現させるためには大きな前提があります。
希望の党の政策を読むと「格差が極大化するAI (人工知能)時代を念頭に基礎年金、生活保護、雇用保険等をベーシックインカムに置き換えることを検討する。」と表記されています。
つまり、年金制度や生活保護制度、雇用保険制度は原則廃止。さらに、健康保険制度も廃止または縮小して小さな政府にすることがベーシックインカムを行う前提なのです。

一部のメディアが、「ベーシックインカムなんてごく少額の支給に過ぎないだろうから、それが福祉と置き換えられるようになってはいけない。また、働かない怠け者が増える可能性もある。」と早くも批判を始めています。
働かない怠け者が増えると言われても、人工知能の導入によってそもそも雇用が減ってしまうわけです。
また、怠け者になるかどうかは個人の問題であって政府が口を出す問題ではありません。
金銭を稼ぐための労働は無くなっても、その代わり自分で畑を耕して自給自足の生活を目指したり、文化活動や社会活動をする時間の余裕が生まれます。

ベーシックインカムの財源が税金だけで本当に賄えるのかどうか、という疑問もあります。
古代ローマではすべての市民に対して小麦の配給を行っていました。それが最低限の生活を保障するものだったという点ではベーシックインカムと同様だったと言えるでしょう。
この古代ローマの制度は奴隷制によって支えられていたのですが、ロボットが奴隷に代わるものだという考え方をすれば、これからの時代のベーシックインカムも一部を現物で支給するという発想がありうるのではないでしょうか。

ただし、いずれにしても人工知能は、少数の富裕層と多数のベーシックインカムで生活する層との2極分化を社会にもたらします。ここに新しい権力構造が発生してくる懸念があります。
科学が進歩すればするほど、それに伴って人類は精神性を高めていくことが重要になってくるのです。

(やしろたかひろ)


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